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甲州豊玉ワインの特色

―自然農法による安全なワイン造り―

豊玉園では、1993年より皆さまに安心して頂けるブドウ作りを実現化させ、早生・善玉菌栽培を主とした、発酵有機肥料のみ使用した自然農法を取り入れました。

豊玉ワインの郷土「横根山地」は日当たり良く水はけの良い傾斜地であり醸造用のブドウ栽培には最高の環境です。


それらの諸条件は、ブドウ本来の糖度・酸味。フルーティーさを生かすために欠かせないものなのです。そして、豊玉ワインのもつ豊潤さと香り高さも、品質への拘りから、少量生産による最も安全で手を抜かない栽培方法によるものです。


 

甲州豊玉ワインの希少性

―和食にワイン、スッキリとさっぱり―

日本人は、元来農耕民族であるが故に季節や食物の味覚にはとても繊細なのです。そういう意味からしても同じ日本の気候風土に1290年間も育まれた甲州ブドウは、日本の生鮮食料品等、食文化にマッチするのです。

主食の味をも引き立たせる、そのようなワインが今までにあったでしょうか? 
それも、日々の家庭料理に合うワイン!!

これこそが豊玉園が目指すところです。これからも、皆さまのニーズに応え、美味しい安全なワイン造りを心がけ一層の努力をしてまいりたいと思います。

 

甲州ぶどうの由来

-およそ1300年の歴史-

養老二年(718)頃より、ブドウは遙かシルクロードを経て、中国・朝鮮半島へと広まっていきました。そもそも、日本のブドウ栽培の歴史は、遣唐使によって仏教の伝来と共に、日本に伝わり、僧行基が民衆のために甲州勝沼に楽園を築いたのが始まりでした。

その法薬の一貫としてブドウ栽培が行われ地元に伝えられたそうです。とくに、勝沼における立地条件はブドウづくりの気候風土に最適で、約1290年もの間受け継がれてきた、国内唯一の在来品種です。

明治10年二人の青年のフランス留学によって初の国産ワインが誕生したのでした。そして日本ブドウ栽培の歴史と共に、世界に誇れる高品質なワインを生産することが今可能となったのです。